不登校の超初期対応!問題の長期化を防ぐ3つのポイントとは?

チェック不登校

あなたは今、子どもさんの登校しぶりや不登校で悩んでいませんか?

うちの息子は小学校1年生の時に、不登校を経験しました。

1学期は主に登校を嫌がるぐらいの状態だったものの、2学期からは別室登校するなどの五月雨登校に…。

その後、3年生頃からは徐々に登校が安定してきたので嬉しいところなのですが、子どもの特性を考えると安心しきれない状況でいます。

もし、またウチの子が登校を渋るようになったら?・・・

そこで、もしまた息子が登校を渋るようになったら迷わず対応できるよう、つまずいたら何度も確認したい超基本的な対応方法を大きく3つに分け、このページにまとめておくことにしました。

登校渋りや不登校の対応方法では、年齢・性格・原因・その時の状況などによって多少異なるものの、解決していくためのベースとなるのは

・焦らないこと
・栄養を補給すること
・自尊感情を高める事

この3つではないかと個人的には感じています。

学校へ行くことをゴールとする必要はありませんが、登校しぶりや不登校の対応をしている親には

「とにかく早く解決しなきゃ!」
「きっと私のせいだ…」
「結局どうすればいいんだ?」

など、焦ったり・自分を否定したり・頭が混乱してしまうタイミングが何度もやってきがちなので、そんな時にはこのページを何度も読んで対応していきたいなと考えています。

この記事が、登校渋りや不登校で悩んでいる方の何かの気づきになれば幸いです。

長文になってしまったので、「前編」 と 「後編」 に分けてあります 。

■ 前編・・・焦りについて(この記事)

後編・・・栄養と自尊感情について

まずは 前編から読んでみてくださいね!

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不校を親の焦りで長期化させないように!

「焦らない」ということ…。

これは先ほどお話した3つの中でも特に、重要だと感じています。

なぜなら、この焦りは子どもにプレッシャーを与えてしまうことなどにより、問題を長期化させる可能性が高いからです。

いま思えば、私自身が当時にこれを出来ていたのならば、もう少し早く解決できていたこともあったのではないかと思ってしまうくらい焦りは魔物なんですよ。

義務教育の意味を知っておこう!

子供が不登校になると焦ってしまう理由の一つには、義務教育という言葉からくる「不登校=悪」みたいなイメージがあるからなんだと思います。

だから、

「親は子どもを学校へ行かせなくてはならない!」
「子供は学校へ行かなくてはならない!」

と思ってしまい、どんどん焦ってしまうのです。

でも、義務教育の本当の意味は「子どもに学びの環境を与えてあげること」なので、親が子供を働かせるために学校へ行かせないなど、親の一方的な都合ではない限りは就学義務違反になることはありません。

文部科学省のホームページにある「現行の就学義務履行の督促の仕組み」では、不登校は長期欠席の正当な理由として認められています。

不登校の原因究明や改善には時間がかかるもの

不登校の問題を解決するには、どうしても多少の時間がかかってしまいます。

なぜなら、学校に行かないことを選択する子供自身がその理由を自覚できていない場合も多いので、手がかりを見つけることは簡単とは限らないからなんです。

しかも、仮に原因が判明したとしても、解決するまでには時間がかかってしまいがち。

例えば、登校を渋るようになったキッカケが学習障害にあるようだと分かった場合には支援級への移行を検討するなどの環境調整をすればいでのすが、本人の気持ちの問題などもあるのでスムーズに整えられるとは限りません。

また、もし学校という場所で学ぶことに意味を見いだせずに登校しないのであれば、その子が学校で学ぶ意味を見つけられるよう、大人もその意味を一緒に考えたり見守ってあげなくてはなりません。

それに・・・

その学校自体であったり、そもそも学校というシステム自体がどうしても合わないのであれば、学校へ戻すことが正解とは限りませんよね。

だから個人差はあれど、原因を見つけるのも解決へ導くにも、不登校の問題を改善していくにはどうしても時間がかかってしまうものなのです。

だから、数日で解決してしまったなんて場合は、いわゆる不登校問題とはまた違なる軽度の問題だったのかもしれません。

不登校の解決に要する期間は最低でも1年と考えておく!

時計

「えっ! 1年???」

と思われたかもしれませんが、これは私の失敗からの教訓です。

というのも実は、息子が登校を渋り始めた当初の私は、この問題はそのうちすぐ解決できるだろうと思っていたんですね。

なぜなら、学校に行ってしまえば、元気に帰ってくることの方が多かったからです。

そのため、当時は子どもの心に寄り添った対応ができなかったうえに、就職を控えていたことによる「早く解決したい!!」との焦りから、なかなか改善できませんでした。

この時はコレといった原因が不明だったこともあり、問題解決になかなか結びつかなかったのは仕方なかったのかもしれませんが、

この「1日でも早く解決したい!!」という焦りが、当初の登校渋りやその後の不登校の問題を悪化させてしまった感は否定できません。

だから、「1日でも早く!!」と願うのは自然なことかもしれませんが、「1年はかかるだろうな」くらいにドーンとかまえている方が解決しやすくなるのではと思っています。

例えば原因が担任との相性だった場合には、来年まで待たなくてはなりませんしね。

もし、どうしても1年と構えるのが難しいのであれば、

「1日でも早く」→「1週間くらいかかるかな?」
「1週間くらいでしょ」→「1カ月くらいはかかるかな?」
「1カ月あれば流石に…」→「来学期からなら行けるかな?」

など、

こんな感じで「時間はかかるもの!」と、とらえてみてはいかがでしょうか?

事例をたくさん知っておく

登校渋りや不登校の経験をもつ親御さんて、周りにはなかなかいないものです。

だからつい親としては、不安を抱えやすくなってしまいますよね。

私自身、息子の登校渋りや不登校がなかなか改善しなかったときには、

「一体いつになったら普通に登校できるようになるのだろう?」
「こんなに長く登校を渋る子なんて、うちの子以外にもいるんだろうか?」

など、不安な気持ちでいっぱいになったものです。

でも、大丈夫。

悩んでいるのはあなただけではありません!

全国に目を向けてみると、自分と同じように悩む人は想像以上に多いことが分かりますよ。

当時の私は解決方法を探すためにネットでよく情報を探していたのですが、ネット上には

・9年間も登校渋りに悩んだ人
・母子登校により問題点を見つけることが出来た人

など、自分と同じような悩みを抱えている人がたくさんいることを知りました。

自分と似たような経験を持つ人が発信する情報はとても参考になり、情報によっては不安感を減らせたり、元気をもらったりなどしたものです。

もし、あなたが何をどうしたらいいのか分からなかったり、解決の糸口をつかみ取りたいという時には、ネットや本などから情報を集めてみるといいですよ!

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知らないだけで、実は身近な人も悩んでいる

登校しぶりや不登校で悩み始めるとつい「何でうちの子だけ?」と苦しくなりがちですが、意外と身近でも同じように悩む人(悩んでた人)がいるという事実に気が付くようになります。

私の場合、こんな情報が入ってきました。

■朝の学校風景を通して

・児童玄関から教室へなかなか進めない子
・車から降りられない子、無理やり降ろされる子
・駐車場から泣く泣く先生に連れられ登校をしている子 など。
■先生や身近な人からの情報を通して
・学校の前例では、母子登校を1年続けた親子がいること
・ある知人のお子さんは不登校だったけど、今では立派な社会人になっていること など

事例が自分の子に完全に当てはまるとは限りませんが、たくさんの事例に触れることは何らかの気づきや親の安心感につながります。

もし情報収集をしたことがないようであれば参考程度でいいので、出来る範囲でしてみてはいかがでしょうか?

こちらの本では、不登校対応に悩んだ母親たちの声がたくさん紹介されていますよ。

 

▼おすすめの本

 

不登校に関する情報が少なかった頃の私はよく、

「きっと私が甘やかして育ててしまったんだ」
「だから学校に行けなくなったんだ」

などと、自分の子育てや自分自身を否定していたのですが、情報を増やすことでネガティブな思考は減らすことができました。

原因は1つとは限らないことを知る

 

多くの疑問

色々と調べてみると、世間的によく言われがちな

・甘やかしたから不登校になった⁉
・一人っ子だから不登校になった⁉

っというのは違うことが分かってきます。

なぜなら、甘やかされたり一人っ子であっても登校している子供はいますし、むしろ原因はそんな単純なことではなく、その子の生まれもった特性や環境起因の場合もあるからです。

あるドキュメンタリー映画からは、ネグレクトされているけど登校している子供の存在を知りましたし、そもそも原因とは一つではなく複合的なんですよね。

事例を知れば知るほど、「不登校は○○だからだ!」なんて、一つの言葉で済むような単純なことではないと感じてしまうのです。

ただ、事例を知ることは親の不安を減らしたり、解決へのヒントが見つかるかもしれないのでオススメではありますが、人によっては情報収集によって気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。

だから、もしあなたがそういうタイプな場合は、情報収集を控えましょう!

親の不安感は問題を悪化させるだけです。

私自身は知ることで逆に混乱してしまうことがあったものの、情報を増やしたことは正解だったと思っています。

学校に行かないという選択肢もあるということを知る

学校には行けない(行かない)場合、学ぶ場所としては適応指導教室・フリースクール・ホームスクーリングという方法があります。

ざっくりまとめるとこんな感じですが、詳しく知りたい方はそれぞれ調べてみてくださいね!

■適応指導教室

長期的に学校を欠席している児童・生徒たちを本籍校(学籍のある学校)に復帰させることを目的に作られた場所。

廃校になった学校などが拠点として使われ、指導は主に定年退職した教員が担当してくれる。

具体的な運営形態や指導内容は各適応指導教室によって異なり、要件を満たせば出席とみなされる。

■フリースクール

民間の企業やNPO法人などが運営する施設で、何らかの理由で学校に行けない子供たちに学びの場所を提供している。

精神面のサポートをフリースクールがするのに対して学習面はサポートが受け持つなど、その規模や形態は様々で費用もかかる。

在籍校の校長による許可が得られれば、フリースクールでの出席を在籍校の出席としてカウントされる。

■ホームスクーリング

学びの拠点を学校ではなく家庭にする教育形式で、ホームスクールやホームエデュケーションとも呼ばれている。

ホームスクーリングをするには在籍校との話し合いが必要になり、親の一方的な都合で勝手にすることはできない。

不登校からこの形式になるパターンもあれば、就学する時点からホームスクールを選択するパターンもある。

ちなみに・・・

不登校になると出席日数が極端に少なくなりがちですから、「卒業資格ってどうなるんだろう?」と疑問に思いますよね。

日本の小中学校には留年制度がありませんから、例え出席日数が0日だったとしても、正規の学校に籍を置いてさえいれば卒業は認められる傾向にあります。

これは形式卒業と呼ばれていて、文部科学省のこちらのページで確認できますよ。

前編のまとめ

今回は前編として、不登校と焦りの関係についてまとめてみました。

長文になってしまったのですが、前編であるこのページのポイントは7つです。

1.義務教育の意味は「子どもに学びの環境を与えてあげること」
2.不登校の原因究明や改善には、多かれ少なかれ時間がかかってしまう
3.不登校問題の解決改善には1年はかかると考え、気持ちに余裕を作っておこう
4.不登校に関する事例を知って、問題解決のヒントをつかもう
5.子供の不登校で悩んでいるのは自分だけではないし、意外と身近にいる
6.不登校の原因には、色々な要素が複雑に絡んでいるもの
7.学ぶ場所は学校だけではないことを知ろう

>> 後編を読むにはコチラ!

焦りは本当にクセモノで注意が必要ですから、「どうしても焦ってしまう」「不安が止まらない」という時には、このページを何度も読んでみてくださいね。

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