遊戯療法(プレイセラピー)とは?発達障害や不登校に効果はあるのだろうか?

積み木子育て

不登校をきっかけに出会った遊戯療法(プレイセラピー)

ウチの子供が初めて体験したのは、スクールカウンセラーさんとのカウンセリングの場でした。

外からみただけだと「ただ遊んでるだけじゃん」「こんなの効果があるんだろうか?」と思ってしまうんんですが、ウチの子供はこのセラピーが合っていたようで問題行動が改善していきました。

今回は、遊戯療法(プレイセラピー)とは? 効果はあるの?という方のために、プレイセラピーの基本知識我が家の体験談をお話したいと思います。

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遊戯療法とは?

遊戯療法は英語名でプレイセラピーと呼ばれ、子供とのコミュニケーションの方法を遊びの中から見い出し、子供の表現力などを引き出しながら行われる心理療法です。

基本的には子供を対象としており、主な対象は12歳くらいまでの子どもで、カウンセリングルーム、小児科、児童養護施設、自治体の教育相談などで行われます。

遊戯療法の目的

クエスチョン

子供は言葉での表現が難しい分、遊びを通して自分の気持ちを表現するんですね。

例えば、

怒りの気持ちがある場合は、ケンカや戦うシーン交通事故のシーンなどの破壊や攻撃的な面を表現
気持ちが安定している場合は、おだやかなごっこ遊びやおもちゃを大事に使う

など。

プレイセラピーでは、子供がこのように遊びを通して自分の気持ちを表現したり発見したりするところに治療者が関わっていくことで、感情のコントロールなどの発達を促していきます。

「遊び」は楽しむだけの手段ではなく、自分の心を表現するための方法でもあるんですよ!

遊戯療法の方法

積み木遊び

遊戯療法は基本的にプレイルームと呼ばれる部屋で行われ、ここには様々な年齢の子ども向けおもちゃが配置されています。

おもちゃの例としては、人形、ままごと、ブロック、ミニカー、電車、ビーズなどです。

カウンセラーはまず子供との信頼関係を築くことを心がけ、子どもの自発的な遊びを見守ります。

そして、

・子どもが日々をどのように行動しているのか
・この遊びの根っこにある子どもの気持ちは何か
・今の悩み以外の課題があるか

など、カウンセラーは子どもをよく観察しながら言葉を語りかけます。

遊戯療法のメリット

チェック

遊戯療法には、こんなメリットがあります。

・遊びを通し、ありのままの自分を表現できるようになる
・抱えている悩みや感情をカウンセリングという保護された中で自由に表現できる
・自分の中に生じる感情をどのように表現したらよいのかを遊びの中で学べる
・感情をしっかり出したり象徴的に表したりすることにより、抱えている問題が自然に解決しやすくなる

親子間で問題を抱えている場合は日常での遊びも制限がある可能性がありますが、プレイルームでは安心して遊ぶことができます。

遊戯療法の効果(我が家の場合)

うちの息子は小学2年生の時に不登校から教室へ復帰しましたが、登校はとても不安定な状態でした。

そのため、比較的近くにあるクリニックにお世話になり、息子はカウンセリング(プレイセラピー)に約1年半通い続けました。

始めの2~3回目くらいまでは1人でプレイルームに入ることができずにいたため「カウンセリングを続けるのは無理かも?」とも不安になりましたが、回を重ねるごとに息子は「楽しい」といってカウンセリングの日を楽しみの一つとして取り組むようになりました。

それから1年後くらいたって登校がかなり安定してくると、「僕はダメな子」というネガティブな思考がかなり減っていき、

「僕、頑張っているよね」

とか

「僕、偉いよね」

などと、自分で自分を肯定できるようになっていきました。

今までの息子はいわゆる「0か100か思考」(「白か黒か」という極端な思考 )が強く、ちょっとでも注意されると「叱られる=ダメな子」との認識でしたが、今では

「叱られた → 好ましい行動をすればいいんだ!」
「少しずつ出来るようになればいいよね!!」

という思考に変化してきています。

息子の場合、カウンセリンを受けた最大のメリットはこの変化にあるかもしれません。

というのも、ADHDの息子はどうしても家庭や学校において指摘や注意を受けやすく、ストレスをためやすい傾向にあるのですが、

今はいわゆる「0か100か思考」が軽減したことで気持ちのコントロールがかなり上手になり、生きやすくなってきているのです。

ただ、ここまで変化できたのはプレイセラピーだけの力というより、家庭でのペアトレ通級での活動による、小さな成功体験を積んでこられたことによる相乗効果なのかもしれません。

ペアトレ」についてはコチラの記事をどうぞ!

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まとめ

明らかな効果が感じられるまでの私は「プレイセラピーなんて本当に効果があるんだろうか?」と、効果に対して何度も疑問に感じていました。

カウンセリングを続けるかどうかには何度も頭を抱えましたが、結果的には続けてきて良かったなと思っています。

また、息子が思春期に入るなど、これから成長して親のもとを離れた時には相談相手が必要になってきます。

その意味でも、このカウンセリングの経験が「何かあったときは、誰かに話して相談すればいいんだ」という、相談スキルの向上に役立ったかもしれないと思うと、続けたことは正解だったのかなと感じています。

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